OSとはパソコンを使うときの基本となるソフトウェアです。
コンピューター上では基本ソフトウェアと呼ばれています。
OSにはたくさんのプログラムが集まっていて、それらを作動させます。
目次
OSの役割
OSはファイルやアプリケーションを画面に表示させます。
パソコンがスムーズに操作するために、必要な基本機能を用意してくれます。
たとえば、
- アイコンをクリックしたらファイルが開く
- ウィンドウの表示
- 一定時間が経ったら画面を休止状態にする
- OKボタンの表示
このような操作を共通して、できるようにする役割をOSが担っています。
そのほかにも、OSは
- CPU
- ハードディスク
- メモリー
- キーボード
- マウス
- ディズプレイ
- プリンター
他にもいろいろありますが、OSはパソコンのあらゆる部品をコントロールしています。
例えば、キーボードで打った文字をディスプレイに映す。
プリンターへ印刷データを送るなど構成する部品間のやりとりを行なっています。
パソコンのメーカーが違ってもOSが共通していれば、同じアプリケーションソフトを操作することができます。
アプリケーションはパソコンの部品や周辺機器に直接指示を出すことはできず、OS経由で要求を出します。
アプリケーションと周辺機器の橋渡してきな役割をします。
パソコンを購入して、すぐに使用できる電卓機能や、メモ帳、検索機能もアプリケーションです。
アプリケーションは有料、無料、種類も色々あります。目的に応じて購入して使用しましょうね。
OSがやっている事
まず第一にOSがやる事
- パソコンを起動する
- 画面を表示する
- アイコンを並べる
- プログラムを実行する
パソコンの電源を入れるだけで、OSはここまでやってくれます。
その後はユーザーが命令をしない限りは基本的には動きがなくなります。
裏では自動でメールを受信、セキュリティソフトでウィルス検索、見えないところで重要な作業をしています。
OSはパソコンを構成するあらゆる部品をコントロールしています。
OSが正常に動作しなくなった
急に電源が落ちたり、画面が固まり指示ができなくなる。こういう不具合にはいろいろな原因が考えられます。
酷使しすぎている
長時間動画を編集したり、動きが多いゲームなどをしようしているとすると・・・
CPUの性能が作業に見合っていない場合はOSがギブアップしてしまいます。
いろいろなアプリケーションを同時に開いて作業するときがあると思います。
メモリーが少ないとそれを補おうとして無理を重ねるためにパソコンの反応が遅くなります。
発熱や電源の問題
CPUが過度に熱を持つとOSが正常に反応しなくなります。
熱を持つ原因で多いのは冷却ファンにホコリやごみがたまり風通しが悪くなります。
CPUを冷やすことが出来なくなる状態です。
電源の劣化もトラブルの原因になります。
電力をパソコンに安定して供給できなくなると、急に電源が切れるなどの異常事態がおきます。
そもそも、パソコンの電源が入らなくなる場合あります。
バグ
プログラムを作成するときのミスをバグ(虫)といいOSが正常に動作しない原因となります。
OSのアップデートや更新をすると、バグが修正される場合があります。
またウィルスに感染すると
- パソコンが何度も繰り返し再起動する
- 突然動きが遅くなる、固まる
- 関係のないホームページが表示される
- ファイルが消えたり、開けなくなる
この様なことには決してなりたくありません。
セキュリティー対策ソフトをインストールして最新版にしておくことが大切です。
OSの種類
いま現在、世界で一番多く使われているOSはWindows(ウィンドウズ)です。
ユーザーの約9割がWindowsを使っています。
Windowsとは
アメリカのマイクロソフト社が開発したOSです。
1995年にWindows 95が登場してからはパソコンが爆発的に普及し始めました。
Windowsの全身MS-DOSは、パソコン操作をマウスではなく、キーボードから命令する方法でした。
Windows 95からはウィンドウ(窓)を開いてクリック操作することができる様になります。
1998年にWindows 98が出るころには、圧倒的にシェアを拡大しました。
その後、バージョンアップを重ねて発展を続けています。
製品名 | 発売年 |
---|---|
Windows 3.1 | 1992年 |
Windows 95 | 1995年 |
Windows 98 | 1998年 |
Windows 2000 | 2000年 |
Windows Me | 2000年 |
Windows XP | 2001年 |
Windows Vista | 2007年 |
Windows 7 | 2009年 |
Windows 8 | 2012年 |
Windows 8.1 | 2013年 |
Windows 10 | 2015年 |
macOSとは
アメリカのアップル社のパソコン専用に開発したOSです。
MacOSはアップル社のパソコン専用なので、より完成度が高いものに仕上がっています。
デザインや音楽などの創造性の高い分野で指示を受けてきました。
デザインもスタイリッシュで、アップルのブランドをに魅力を感じる人も多いです。
Linuxとは
Linuxとはパソコンに詳しい人向けのOSですが、無料で配布されています。
サポートが終了したWindowsの古いパソコンはセキュリティーの問題があります。
Linuxをインストールして使ってみるのも良いかもしれません。
まとめ
Windows以外のOSを使うときに注意していた方がいい場合があります。
現在ではWindowsユーザーが圧倒的に多いです。
なので、Windowsで作成して送られてくるデータがおおくなりますよね。
他のOSで対応した場合、開けなかったり動作に不具合が生じる場合があります。
注意して購入しましょう
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